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Tシャツ、はじめます!!
 (すごーく長いけど、読んでください。)

2011年3月11日。日本を突然襲った大震災。
そのとき私とリカチは、アトリエで仕事をしていた。
沢山のものが、大きな音を立てて落ちるなかで、老犬三匹を守るのが
精一杯だった。そしてリカチは余震の続くなか、自分の家族を守る為
にあわててバイクで家路についた。

たびたび大きな余震が襲ってきたが、Sasha地方は幸い、たいし
た被害もなく、すぐに日常が戻るかと思ったが、マスコミの情報など
でパニック状態になってしまった東京はあっという間にスーパーから
物が消え、計画停電が始まり、懐中電灯も電池も店から姿を消した。

そして、沢山の全国のお客さまや友人に沢山の物資を送っていただい
た。老犬3匹を一人で守れるのかという不安とうれしさで涙が何度も
あふれた。

そんな日々も、もうずいぶん前に感じてしまう。

あの頃、被災地の様子は世界中で流され続け誰もが目を覆おうほどの
想像もできないほどの被害。離れ離れになった人、家族、動物たち。
命からがら助かった方々も、避難所でどれだけ怖い思いをしたのだろ
う。そのことが常に頭のどこかにありながら時間が過ぎていった。

そして私はといえばそのまだ停電の続く4月21日に初めて杏樹の
脳萎縮の発作が始まり、立て続けに健吾も24時間目が離せないほど
の壮絶な介護生活に突入してしまったのだった。
あのときの私に出来たことは友人たちに声をかけ、物資を集めて送り、
犬具を作り、ほんの少しの支援金を送り、出来る限りのお客様の安否
を確認をすること。それだけが精一杯だった。

そして今年の2月に私はすべてのお客様宛てに、喪中で出せなかった
年賀状の代わりのご挨拶を2000通あまり、全国に送ったが悲しい
ことに東北から戻ってきてしまったものは多かった。
ショックだった。いまだに連絡が取れないあの子達はどうしているん
だろう。いま、どこにいるんだろう。。。

ずっとずっと「なにか出来ること」と思いながらも、自分の愛犬たち
に半年以上かかりっきりになり、そして彼らを見送ってから、自分が
バランスを崩し、いまだ何も出来ない自分に日々いらだっていた。

何かしたい、形にしたい、声を上げて立ち上がりたい。

被災地の戦いはまだまだあのときのままどころか、ますます深刻な状
態に陥っているのが現実だ。

ボランティアとして駆けつけることも今の私には出来ない。
大きな支援金を送ることも出来ない。
店をやっているわけでもないので「募金箱」を置くことも出来ない。

だから、まずは、草の根運動を始めようと思いました。

私は支援金、物資をお送りするときに「自分ひとりの力の小ささ」を
感じました。「これっぽっちで何になるんだろう。。。。」
本当に1匹の犬の一ヶ月の食費にすらならない。
そう迷ってしまって、送れないときもありました。

誰もが、500円くらいなら、1000円くらいなら、、すぐにでも出来
るけれど、少しまとめてからにしよう、って思ってそのまま月日がた
ってしまったりしませんか?

気になって毎日、テレビで震災の様子を見守っていた頃に比べたら、
ずいぶんと忘れてしまうことが多くなっていませんか?

私は一生けんめい考えました。

そして、去年の秋、健吾と杏樹のために、自分を元気付けるために、
このブログで一週間だけの「プライベートブログショップ」を立ち上げ
Tシャツを販売したことを思い出しました。それはスタッフのTシャ
ツをお分けしたような形だったので、販売といっても商品ではなく、し
かもたったの一週間で締め切ってしまったので、沢山の方に
「欲しいと思ったらもう終わってました・・・」
「今年も絶対やってください!」とリクエストをいただいていたのです。

カレンダーの絵を「カード」にして売って貰えませんか?というお声も
今までに沢山いただいていたことを思い出しました。
カレンダーの絵とは絵本と造形作家で有名な「秋草愛さん」の絵です。
10周年のお正月にすべてのお客様にお送りしたカレンダーでした。

そんなお声があるのならば、ぜひまた作りたいと思いつつ、両方とも、
日々の仕事に追われ、なかなか取り掛かれずにいた事。

そうだ!
私には「NOSEBLEED」があるんだから、そこにチャリティーコーナー
作ろう。そして小さな力かもしれないけれど、みんなに協力を募って
いまだに毎日頑張っている「東北の動物のために動き続けている方たち」
そのコーナーの売り上げの一部をお送りしよう。

NOSEBLEEDの中に、新しいコーナーを立ち上げることになります。
ほとんどの事を一人でやっている弱小アトリエですので、まずは経理を分け
るためにも借り入れに奔走し、通帳を新たに作り、税理士さんにも意見を仰
ぎ、、、支援と一言で言っても、実は沢山の準備が必要です。
友人たちの力も必要でした。もちろんスタッフの力も必要です。
いっせいにみんなが動き出してくれました。
今、最後のHPの制作の仕事を「ゆうた」が一人でやってくれています。

私のような小さなアトリエで出来ることは本当に少しの力だと思っていま
す。でも、細くでもいいから、長くやっていこうと思っています。
その背中を押したのは健吾と杏樹ではありましたが、もうひとり、
「最後の一匹まで面倒をみる!」と言い切ったある女性の言葉でした。
それは仙台にある「dogwood」さんの我妻真紀氏です。


チャリティーグッズを作るにあたって、限られた予算、限られた時間では
ありますが、この2ヶ月間、私は一生けんめい動きました。
通常の仕事の合間、そして早朝、深夜の準備活動でした。
少ない資金からのスタートですので、少しずつですが、今、支援グッズを
作っています。売り上げの全てを!などと大きい企業のようなことは出来
ません。次のグッズが作れなくなるからです。息長く続けるにはもちろん、
利益を上げながら、またそれで新しいものを作る。という方法しか私には
出来ませんが、とにかく誠意を持って、細いけれど長く、そして私にしか
できない企画、グッズを作っていきたいと思っています。
職人のわたしが手作りのものではないものを企画するというのは、むずか
しいけれどとても新鮮で楽しい作業です。

異常に長くなりましたが、がんばりますのでよろしくお願いいたします。

今回は実際にドッグウッドさんに大事な「しっぽの生えた4匹の家族」を
預けることになり、長く避難所生活をされていたM−Oさん。


そして、ご実家が仙台ということもあり、ドッグウッドさんでボランティ
ア活動を経験されたN−Kさんにも、ご協力いただきました。


この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。

また、NOSEBLEEDの取引先様の中から5店舗のショップ様にも、
ご協力いただけることになりました。
詳しくはチラシがダウンロードできるようになっておりますので、
ご覧くださいね!





もちろん私を含めスタッフたちもこのグッズは自分のお小遣いで買うこと
しています。

どうぞ、楽しみにしていてください!!

22日現在でのスタート予定は「7月26日」です。

事務処理の都合上、どなた様もNOSEBLEEDのカートのほうでの
ご注文を、お願いいたします。

とても長い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あとひとふんばり!スタートに向けてがんばりま〜す!




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